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名医は虫歯を削らない −虫歯も歯周病も「自然治癒力」で治す方法–

こんにちは、コムカイです。

先日、読んだ本について投稿します。

 

本のタイトルは、この記事のタイトルと同じです。
Amazonで“自然治癒力”で検索をかけたところ、レビューが良かったのと歯科の本は読んだことがなかったので興味が湧いて買ってみました。

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この本の内容の信憑性は後から検証するとして、著者の小峰一雄氏は私と考え方が近くにあるように思えました。

この本全体を通して言える事は、常識は必ずしも正しい事ではないということです。

 

例えば、「虫歯になったら歯を削る」こと。

虫歯になったらその部分を削り、さらにそこから健康な歯の部分も少し大きく削り取り、うがいをした後に薬をつけて被せ物をするのは、一般的な虫歯治療のモデルとしてイメージしやすいかと思います。

この一連の治療は見方を変えると、歯のエナメル質を削る事で歯を脆くし、細菌だらけの水でうがいをし、細菌だらけの削ったスペースに被せ物をすると言えるかもしれません。

虫歯治療をした数年後に、詰物が取れて、以前治療したところがまた虫歯になってた(さらに神経まで虫歯が進行してた)なんてこと、経験したことがある人もいるのではないでしょうか。

 

小峰一雄氏は、レーザーで炎症を抑え鎮痛し、食事を見直すことで虫歯を自然治癒するという治療を提唱しています。

私は、身体は正しく機能すれば自然治癒の及ぶ範囲で回復していくと考えています。

それが、“歯”もか!!とびっくりしました。

歯も身体の一部であるのに、どこかで歯とそれ以外の身体の部位を切り離していたんですね。

日頃から「自然治癒力が〜」とお客様に話しているのに勉強不足でした。

反省です。

 

 

歯を削ることが歯科治療モデルの基本ですが、少し調べればそれが自らの身体にとってどういう影響を与えるのかすぐ分かります。

当たり前って思ってることほど何も疑問を持たないですよね。

当たり前とは、「誰が考えてもそうあるべきだと思うこと」とあります。

でも、誰が考えてもそうあるべきだと思うことが、正しいこととイコールではないということです。

じゃあ本当に正しいことって何だってなると、また話が逸れていくんですけど・・・(笑)

 

大衆が賛同することをそのまま受け入れるのではなく、自分にとって正しいことか考えるワンクッションを置くことで、もしかしたら間違った選択をしていたかもしれない未来に気づける可能性があるのです。

最初は、自然治癒という言葉に惹かれて読んだ本ですが、こんな気づきも与えてくれる本でした。

窮屈に感じる人もいるかと思いますが、考え方の1つとしてありかも、です。

 

 

カイロプラクティックを正しく伝え、提供するための人間力が養われるようにこれからも勉強していきたいと思います!

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